LINEのやり取りは浮気の証拠になる？｜離婚・慰謝料請求で通用する証拠の条件とは

「LINEの履歴があるから浮気の証拠になる」

そう思っていませんか？  

確かに、配偶者に「浮気してるでしょ！」と問い詰める程度なら、LINEのやり取りだけでも十分です。  

しかし、離婚や慰謝料請求を目的とした法的な証拠としては、LINE単体では不十分なのです。

たとえ「Ｈ気持ちよかったね！」「愛してる」があっても「言葉遊び」と言われれします場合もあります。

調停や裁判で不貞行為（浮気）を認定してもらうには、継続的に肉体関係があったことを示す証拠が必要です。  

LINEだけでは「気持ちだけの関係」と判断される可能性が高く、慰謝料請求にはつながりません。

調停や裁判では、以下のような証拠が重視されます

これらを複数回分集めることで、肉体関係の存在を推定させる証拠となります。

1回だけの証拠では、相手にこう言われる可能性があります。

こうした言い訳を封じるためには、同じような状況が複数回繰り返されている証拠が必要です。

一度きりの浮気よりも、長期的な不貞関係の方が悪質と判断されやすい傾向があります。  

実際、調停では「一度だけなら許してあげれば？」と促されることもあるため、継続性の証明は依頼者にとって有利に働きます。

LINEの履歴は、他の証拠と組み合わせることで証拠力を高めることができます。  

たとえば、

このように、複数の証拠を組み合わせて「肉体関係の証明」することが重要です。

LINEの履歴は、写メする事。

日時・送信者・内容が明確にわかる形で保存することが望ましいです。  

可能であれば、第三者（探偵や弁護士）による証拠保全も検討しましょう。

LINEのやり取りは、浮気の兆候を示す手がかりにはなりますが、それだけでは調停や裁判で通用する証拠にはなりません。  

重要なのは、肉体関係の継続性を客観的に証明できる証拠を複数揃えることです。

名古屋浮気調査相談室では、離婚や慰謝料請求、裁判を見据えた証拠収集のサポートを行っています。  

「LINEしかないけど不安…」「裁判で勝てる証拠が欲しい」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

名古屋浮気調査相談室
代表加藤なぎさ

平成9年から主任加藤正明と共に、大手都市銀行の裁判用調査および報告書作成を2万件以上担当し、裁判を全勝に導いてきた実績の持ち主。

平成21年、弁護士の協力を得て、その豊富な知識と調査ノウハウを活かし、「一人でも多くの方を助けたい」という思いから、探偵業界最安値の料金で浮気調査を提供する探偵事務所【名古屋浮気調査相談室】を設立。

名古屋を中心に、パートナーの浮気や不倫に悩む方々が明るい未来を迎えられるよう日々尽力しています。